最近、いろんな会社様からチャームのご依頼を頂いております。
今回はその中でも、アクセントとして利用されるチャームパーツの事例をご紹介したいと思います。
簡単にチャームについて説明をすると、アクセサリーやアパレルのワンポイント、雑貨のアクセントなど色々なものに使われている小さな飾りの事です。
チャームについて少し詳しく知りたい方は過去の事例にも載せておりますので、是非ご覧になってくださいませ。
アクセサリーにおすすめ!少ロットから受注可能なオリジナルメタルチャーム
これはとある老舗のランプ屋さんの創業100年を記念した商品に付けるチャームです。
写真では分かりにくいですが、2016.02.21と文字を入れています。
実はこのチャーム・・・。
2015年の年末ギリギリに、どうしても作ってほしいということでご連絡を頂きました。
ただ、ものすごく短い納期を希望されており、受けれるかどうか悩んだところ、「お客様に喜んで頂けるのなら、やろう」と製作をさせて頂きました。
材質自体は真鍮で作っているのですが、その上からゴールドメッキの加工をして更にクリアー仕上げをしております。クリアー仕上げというのは、メッキの剥がれや変色を防ぐ為のコーティングの事です。記念品として使って頂くものになるので、すぐに汚れたり色褪せたりしないように加工をさせて頂きました。
お客様からも非常に喜んでいただけたので、ものすごく短い納期ではありましたが、受けた甲斐があったなと思っております。
このチャームはアパレル商品に使いたいという事でご依頼を頂いたもので、これも同じように真鍮にメッキを施してエッチング加工で文字を入れさせていただきました。写真の上から、真鍮の生地、ゴールド、ピンクゴールド、シルバーロジュウムになっています。
お客様の要望で、文字の配置などをこちらで考えて、頂いた文字を加工する為に書き写したりして製作をさせて頂いたのですが、このチャームも0.8ミリと1ミリに満たないものだったので、文字を入れる工夫をさせて頂きました。
今回の2つのチャームは、エッチング加工で入れているのですが、エッチング加工でないといけない理由があります。
それは、レーザー加工でも文字を入れたりすることは可能です。
ただ、金属は熱伝導率が高いのでこのチャームのような薄さだと曲がったりしてしまいます。
また、文字を彫るという方法もありますが、これもある一定の厚みが必要で、このように薄いチャームで文字を入れた場合、裏面が凸凹になってしまいます。
こういった理由でエッチング加工は薄い金属に適しています。
この様に、チャームはアクセサリーとして使う方もいれば、雑貨やアパレルのパーツとして用いられる方もおられるなど、本当に利用用途は人によって様々です。
杉原産業はお客様の望む色々なものの加工をさせて頂いておりますが、このような小さなチャームに対しても皆さん特別な思い入れをお持ちで、どうしても作りたいと強い気持ちを持ってご依頼を頂戴しています。
もし、チャームパーツのオーダーをしたいとお考えで、加工業者さんに断られたりして作ってくれる業者を探しておられる方がおられれば、小ロットでもかまいません、杉原産業は、「やります、考えます」と、出来る方法を考えます。相談は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。