商品名:ダイヤレーン
寸法:1.65mm(1つ)
単日加工可能長さ:80cm
加工可能材料:金・銀・真鍮など
用途:ダイヤなどを入れる宝飾品の地金,アクセサリー
今回は依頼を頂いたわけではないのですが、どこにもない物を作りたい!という想いが強い杉原産業ならではの商品のご紹介です。
ダイヤレーンと言うと、ダイヤモンドを入れるブレスレットやネックレスなどの事を指しますが、一般的な最小規格は今まで2mmでした。
2mmというと、定規でも目を凝らしてみないと分かりにくいサイズですが、今回は世界でどこにもなかった1.65mmのダイヤレーンの製造に挑戦してみました。
1.65mmは手作業で作る場合は、できなくは無いサイズです。
しかし、量産をする事を考えて作るとなると相当微細な加工技術が必要です!
実際にいろいろと試行錯誤を繰り返して、型を作成して工夫を重ねてやっていくうちに、量産が可能な体制での製造に成功することができました。
ダイヤモンドの表記は、カラット(ct)という表記になっており、サイズはカットの方法によって変わります。
その為なかなか表しづらいのですが、一つの目安として標準カットのブリリアントカットをしたダイヤモンドを例に、サイズ表を作成してみました。
この中で言うと一般的な2mmのダイヤレーンであれば、0.025ct~0.033ctが入ります。
1.65mmのダイヤレーンには、0.01ctのダイヤモンドを入れることができるようになります。
また、サイズの合うものであれば、他にもいろんな石を入れることができます。
素材が変わると製作できなくなることも良くある話なのですが、金でも銀でもプラチナでも製作することができるように工夫をして量産体制を整えました。
更に、ものすごくなめらかなので、今まで45度ほどしか曲がらなかった素材が多かったのですが、80度も曲がったりします。
ものすごくなめらかなので、チャームやイヤリングに利用したり、身に着けるアクセサリーとして長時間付けていても、ものすごく馴染みやすいので、喜んでいただけるでしょう。
また、このダイヤレーンは細かい組み立て加工も必要ですが、そのノウハウもあり、医療機器や微細加工の技術に応用することができます。
このダイヤチェーンは、一つ一つ手作業でしているので、いろんな形の石が入ります。
その為、好きなようにたくさんの色の石を使って、好きなようなデザインにできます。
更に、2mmの金型もあるので、更にいろんなバリエーションでデザインができます。
この世界最小かつなめらかなダイヤレーン(カップチェーン)を使って商品化したい方も、オリジナルのアクセサリーをデザイン開発したい方はぜひご相談ください。
アクセサリー業界がびっくりするダイヤレーンを使った商品化は、どんなに難しい事でも、物理的に不可能ではない限り、やります!考えます!の杉原産業にお任せください。