アクセサリー作家様から、オーダーメイドのアクセサリー用パーツの製作のご依頼をいただきました。
元々は、海外から輸入して販売されていたデザインのアクセサリー用パーツでしたが、今回から国内生産をしたいということになりました。
それに伴い、アクセサリーの細かい部分を、色々と改良したいと思われたそうですが、なかなか細かい注文まで聞いてくれそうな業者が見つからず、困っていたところで、杉原産業を見つけてくださったそうです。
お客様のアクセサリー製作に対するこだわりに、出来るだけお応えできるよう、尽力させていただきました!
まず、お客様からは、「アクセサリー用のパーツは、真鍮素材のみで製作してください」とご要望がありました。
そこで、真鍮素材を選ばせていただいたのはもちろんですが、さらに高級感のあるオーダーメイドのアクセサリーに仕上げるため、真鍮には特殊加工を行っています。
この特殊加工のおかげで、アクセサリーの表面がキレイで滑らかになり、ツヤ感が増しました。
ゴールドカラーのアクセサリーは、仕上げの加工にこだわらないと、安っぽくなってしまう可能性がありますので、そうは見えないような工夫をさせていただきました。
素材以外のこだわりポイントは、手形のマニキュア部分の色付けです。
最初は、マニキュアの色付けは、お客様自身で行う予定だったそうですが、打ち合わせを重ねるうちに、「やはりマニキュアの彩色もお願いしても大丈夫ですか?」とご希望されましたので、マニキュアの色付けも担当させていただくこととなりました。
マニキュアの塗料に採用しているのは、釣りのルアーに使われているような特別塗料です。
この特別塗料を、爪の形に見えるように、形状にこだわって塗らせていただきました。
ただし、上の画像で完成ではなく、ここからさらに試行錯誤を重ね、お客様の理想の見た目にドンドン近づけていきました。
上の画像が、改良を重ねたオーダーメイドアクセサリーのサンプルです。
マニキュアの塗られている範囲が広くなり、たっぷり塗料をのせることで、”ぷっくり感”を出しています。
このように立体的に塗料を塗ることで、塗料がはげにくくなるというメリットがあります。
特に今回のお客様は、この手形のマニキュアにこだわっておられましたので、お客様の期待にお応えできるよう、かなり力を入れた部分でもあります。
試行錯誤の段階で、何回かオーダーメイドアクセサリー用パーツのサンプルを提出させていただきましたが、その時に意識したのは、常に「お客様の望む以上のクオリティの商品を提供すること」です。
そのおかげか、オーダーメイドアクセサリーの完成品を確認されたお客様にも大変喜んでいただけ、「従来品の仕上がりとは比べ物にならないくらい、良いアクセサリーが出来上がりました!」とお声をいただくことができました。
また、「次のアクセサリーの製作も、ぜひ一緒にやりましょう!」ととても嬉しいお言葉をいただくこともできましたので、お客様のこだわりに応える仕事ができて良かったと感じました。
大阪のオーダーメイドのアクセサリーの製作なら杉原産業まで!