先日、とあるお客様から「オリジナルのシャワー台を作ってほしい!」と依頼がありました。
シャワー台といっても、お風呂で使うシャワーとはまったく関係がありませんよ!
シャワー台とは、ハンドメイドで使う部品の1つで、ストーンやビーズを盛り合わせて豪華に仕上げるブローチや帯どめの、土台となる役割を持っています。
ストーンやビーズを取り付けると、外からは見えなくなりますが、このシャワー台の作りが甘いと、せっかく作ったキレイなアクセサリーがすぐに壊れてしまう原因になります。
そのため品質には徹底的にこだわり、長持ちするアクセサリーが作れる、オリジナルシャワー台製作に取りかかりました。
今回の記事では、特に工夫が必要だったところをピックアップしたいと思います。
シャワー台には、尖っている部分(ツメ)がいくつかあります。
この尖っている部分は小さくて薄いため、作りが甘いとちょっとした衝撃で簡単に折れてしまう可能性が高いです。
丈夫なシャワー台として仕上げるために、この尖っている部分の強度調整にはとても苦労しました。
尖っている部分を、簡単には折れない強度にするため、何度も試行錯誤を繰り返しています。
その甲斐あってか、職人として納得がいく強度まで上げることができ、こだわりハンドメイドにピッタリの丈夫なシャワー台が完成しました。
完成したシャワー台によってどんなアクセサリーを作るのかは、もちろん人によって違うと思いますが、上の写真で見ると分かるように、全体的に緩やかなカーブを描いているので、バレッタなどがうまく作れそうですね!
何にしても、試行錯誤の末に完成した、強度の高いオリジナルシャワー台をもとに、長く使える綺麗なアクセサリーを作って、楽しんでいただければ幸いです。
以上、杉原産業が製作したオリジナルアクセサリーパーツ、シャワー台についてのご紹介でした。
当社はシャワー台だけでなく、ミール皿など、アクセサリー作りに必要な基本的な部品の製作を、数多く引き受けてきました。
何でも基本となる部品は、品質が命です。
基本部品がしっかりとしていることで、アクセサリーの価値が上がります。
だからこそ妥協せず、作る部品(パーツ)の品質には徹底的にこだわり抜いていることが、当社の自慢です。
「高品質なシャワー台を作りたいな……」とお考えでしたら、ぜひ1度、杉原産業までご相談ください!