当社「杉原産業」が製作した、金属カプセルのご紹介です。
デザインはシンプルですが素材選びにこだわり、ステンレス・チタン・アルミの3種の素材で、金属カプセルを製作しています。
利用例については後述しますが、金属カプセルは”大切な思い出ケース”の1つです。丹精込めて、仕上げています。
こちらは、ステンレス素材の金属カプセルです。ステンレスは、錆びに強いことが第1の特徴です。
錆びた他の金属が近くにある場合の”もらい錆び”などの状況下では錆びますが、そういった特殊な状況以外では、錆びに対して強い耐久性を持ちます。
また、ステンレスは傷がつきにくいため、毎日身につけるアイテムの素材としては優れた素材と言えます。
特に金属カプセルであれば、できるだけ長く側に置いておきたいという望みがあるでしょう。
「とにかく丈夫で劣化しにくい金属カプセルを作りたい!」と言う方には、ステンレス素材を選ぶことをオススメします。
こちらは、チタン製の金属カプセルです。表面処理をしない場合ですが、ステンレス素材の金属カプセルよりも、ほんの少し黒く見えます。
とはいえ、パッと見た感じでは大きな違いは無いでしょう。
チタンもステンレスと同様に錆びには強い素材なのですが、特に海水に対して耐食性が高いのです。
海に入る仕事や趣味をされている方が身に付ける、金属カプセルを製作したいという方に向いているかと思います。
また、ご存じの方も多いかと思いますが、チタンはアレルギーを起こしにくい素材でもあるので、金属アレルギーが心配な方にも向いています(※1)。
※1 必ずしもアレルギー反応が起こらないという訳ではありませんが、他の金属素材と比較すると、チタン素材はアレルギー反応が起こる可能性がきわめて低いです。
こちらは、アルミ素材の金属カプセルです。先ほど取り上げたステンレス素材のカプセル・チタン素材のカプセルと比べると、明るめの色味です。
日本の1円玉硬貨がアルミニウムで出来ているので、着色をしない場合はあのような色味になることをイメージしていただければと思います。
アルミニウムは、とにかく軽いことがポイントです。普通の金属チャームよりも重量感のある金属カプセルですが、アルミ素材であれば見た目ほどの重さを感じることなく、気軽に身に付けられます。
ただ、強度に関してはステンレスやチタンよりも劣ります。
ここまで記事を読まれた方の中には、「そもそも金属カプセルって何に使うの?」と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。
金属カプセルは上の写真のように開閉することができ、その中身に何を入れるのかは、もちろん人それぞれではあるのですが、多く聞くのは“ペットの遺骨カプセル”としての使い方です。
家族同然に時間を共にしてきたのペットの形見を、金属カプセルに入れて身に付けておきたいという方が、実に多くいらっしゃいます。
そうした大切な思い出を入れる可能性が高い金属カプセルだからこそ、壊れにくいことや傷がつきにくいこと、錆びにくいことが、素材選びにおいて重要視されます。
すべてに優れた金属というものはなかなか無いのですが、今回は数ある金属素材の中でも特に金属カプセル製作には向いているであろう3種を取り上げさせていただきました。
高品質な金属カプセルを製作したい方は、杉原産業までご相談ください。