当社「杉原産業」は、金属パーツ(小物)・機械部品・精密部品を中心に、様々な”モノづくり”ができる製作業者です。
例えば、金属を切削加工して部品を作れたり、壊れてしまった部品を修理できたり、使用上問題のある部品を改良加工できるなど、対応可能な領域が広いことが強みとしています。
さて、これまで製作してきた多種多様な金属パーツの中には、お店(ブランド)のロゴや好きなアルファベット・記号などを彫りこむ加工を行った物もたくさんあります。
当社は彫刻を専門にしている会社ではないですが、超精密製品の製作経験が活きてくるのか、細かな文字入れも得意とするようになってきました。
今回は、「杉原産業」がほどこした金属パーツへの文字入れ事例を、紹介したいと思います。
今回、新しく文字入れ(彫り込み・彫刻)を行ったのは、上の写真の金属パーツです。
金属パーツは、うねうねと曲がりくねったような形が特徴的で、全体の横幅は約2.2cmです。
ちょっと変わったネジにしか見えない金属パーツのどこに文字入れを行うのか、不思議に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。文字入れを行う位置は、金属パーツの”側面”です。
直径が約2mmしかなく曲面になっている場所に、精密な文字入れを行うことは至難の業です。
上の写真では、実際に文字入れを行った金属パーツが確認できます。
接写にしても輪郭がぼやけてしまうほど小さな文字ですが、全部で3文字彫りこまれています。
金属に文字入れを行うこと自体も難しいですし、上の金属パーツのように文字入れ箇所が小さい、そのうえ文字入れ面が平面でないという場合は、さらに難易度が上がります。
このレベルまで細かくキレイな文字入れ加工を行う場合、彫刻専門の業者の領域になると思われがちで、実際にごく小さな文字入れには対応していない製作・加工業者も多いと思います。
しかし当社の場合、今回の試みで“頑張れば約2mmの曲面への文字入れなら対応可能そう”ということが判明しました。
各アイテムの特徴をとらえた模様付けを行ったり、文字入れを行った極小ネイルパーツです。
市販されているネイルパーツではあまりない、リアリティあるフォルムが魅力です。
⇒ ネイルパーツの製作事例を詳しく見る
※「オリジナル極小ネイルパーツを10種類作成」の事例ページへリンクしています。
テディベア(くまのぬいぐるみ)の毛並みの質感を、細かな模様付けで表現したオリジナルアクセサリーチャームです。
硬い金属のはずなのに、本物のぬいぐるみのようにフワフワしているという錯覚を起こしそうな、見事な仕上がりです。
⇒ 毛並みがリアルなテディベアチャームの製作事例はコチラ
※「かわいいオリジナルくまチャームを2種類製作」の事例ページへリンクしています。
アルファベットの文字入れ・オリジナルイラストの彫り込みがされた、シルバープレートです。
オリジナルデザインの彫り込みは、金属パーツ(特にアパレル関連)に独自性を持たせるための、最も有効な手段と言えます。
⇒ オリジナル文字入りシルバープレートの製作事例はコチラ
※「シルバー色が美しいパーツの製作事例3つ | チャームやプレートなど」の事例ページへリンクしています。
以上、当社「杉原産業」の“金属パーツへの文字入れ加工事例”を紹介しました。
加工難易度が高い金属であっても、緻密な文字入れ・デザイン付け・模様付けができることが伝わっていれば幸いです。
もちろん何でも絶対に文字入れができると断言するわけではないですが、製作・加工業者の中では高いレベルの彫刻技術を持っていることは、自負しています。
上記のようなご希望がありましたら、まずはお気軽に当社「杉原産業」までご相談ください。