釣り具パーツの1つである、リールハンドルノブの真ん中を通るシャフト(軸)のオリジナル製作を行いました。
釣り具パーツの製作実績が多く、当社『杉原産業』が釣り具パーツの通販サイトを展開しているからか、難易度と独自性が高い釣り具パーツの製作を依頼されることが多いです。
今回紹介するリールハンドル用オリジナルシャフトも、その1つ。
“釣りを趣味とし、そのための道具にももちろん強いこだわりを持つ”方々に、きちんと喜んでいただくため、職人一同腕が鳴る思いでした!
まず、「オリジナルシャフトを取り付けたい」とご希望のリールハンドル自体が、特殊な作りでした。
そもそも、市販されているリールハンドルは、ノブの形状が左右対称であることが一般的で、シャフトも同じ寸法の物が2本、セット販売されているケースが多く見られます。
ただ、「釣りにのめり込み、釣り具へのこだわりも一層強くなった!」という人の中には、リールハンドルのノブを手作りしたり、別種類のノブとあえて交換したりして、自分用にカスタマイズする人がいます。
こちらのリールハンドルも、ノブの種類を左右で付け替えた、カスタマイズものです。
もちろんリールハンドルノブの種類が違えば、中に通すシャフトの太さや長さも異なるため、シャフトを別々に買い揃える方法か、今回ご依頼いただいたようにオリジナルで作る方法があります。
こちらが、緑のリールハンドルノブ用に作った、約3.1cmの金属製オリジナルシャフトです。
こちらが、平べったい形をした赤のリールハンドルノブ用に作った、約2.8cmの金属製オリジナルシャフトです。
どちらも、マイナスドライバーを使って簡単に取り外しをするための凹みを、シャフトの頭部分につけてあります。
カスタムされたリールハンドル専用、オリジナルのシャフトを並べて比較した写真がコチラ。
当たり前と言えば当たり前ですが、それぞれのノブにピッタリ合う太さ・長さの金属製シャフトが完成しました。
当社『杉原産業』は、1つからでもオリジナルパーツ製作のご依頼を承っているので、釣りが趣味の個人様からのご相談も大歓迎です。
「自分の理想の形のリールハンドルノブが完成したが、合うシャフトがなかなか見つからない」場合など、ぜひ1度ご相談をいただければと思います。
また、リールハンドルノブのシャフトのように、他の部品(シャフトの場合はノブ)からの負荷が大きいパーツは、「すぐに擦り減らないかな?」または「すぐに折れてしまわないかな?」と、心配がつきものです。
当社は、壊れにくい・錆びにくい・摩耗しにくいといった、耐久性重視のパーツも多数製作しているので、品質面に関する不安があればそれもぜひ、お気軽に仰ってくださいね。
リールハンドルノブをつけるシャフトをオリジナル製作するなら杉原産業にお任せください。