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形と寸法が不明だった可動式金具の製作

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完成

可動式金具の完成イメージがうまく伝わらずどこに行っても製作依頼を断られてしまう

 

今回は、ホームページからお問い合わせで大阪の企業様から頂いた、「野外照明に使う可動式の金属部品の製作」の依頼を紹介いたします。

こちらのお客様は、もともと他の業者に完成イメージを伝えて相談をされていましたが、イメージを十分に伝えるのが難しく、「どのようなものを作りたいのか?」を理解してもらえずどこに行っても「わからない」と断られしまい途方にくれていました。

 

実際に作ったことがない人にとって、作りたいものを人に正確に伝えることは簡単なことではありません。最初に完成イメージをお聞かせいただいた時に、どのような形にすれば良いのか我々もイメージがつきませんでした。

 

しかし、ここで他の業者と同じように「わからない」と断ってしまえばきっとお客様は困ってしまう。今までも他の業者に「できない」と断わられて、困ってしまうお客様を幾度となく見てきました。今回も、お客様のご要望になんとかお答えして喜んでいただきたい一心で、ご依頼をお受けすることにいたしました。

 

丁寧なやり取りで「作りたい物」をお客様と一緒に形にする

 

お客様の依頼の形としては、色々なタイプがあります。実際にある物を持ち込んで頂いて「これと同じものを作って欲しい」といった依頼や、図面をお持ちいただき「これを作って欲しい」といった依頼、また「こんな物を作って欲しい」と口頭でお伝えされるお客様などもいらっしゃいます。

 

今回は「自由に角度が変えられて重量物でも支えられる野外照明器具の支え部分」を作って欲しいとのご依頼で、もともとお客様に提出いただいた完成イメージでは、お客様の思い描くイメージがわからなかったので、図面引きをするところからやり直しました。

 

個数は39個で野外で使用するための器具になるとの事でしたので錆びないように、メッキ加工を施し、ボルトの緩みを防ぐために、ボルトを止めるナットを2つ取り付けて緩みにくくするダブルナットを採用いたしました。

 

まず最初に、お客様のイメージを形にして、より細かいやり取りをするためにサンプルを製作いたしました。そのサンプルをお客様に送って少しずつ試行錯誤を重ねながらお客様の理想の形に近づけていきました。

※写真左がサンプル

サンプル

他で制作を断られて諦める前に杉原産業まで

なんとか出来上がると「助かった。なんとか納期に間に合ったよ」と大変喜んで頂きました。
杉原産業では、今回のお客様に限らず「作れないだろうなぁ」「他の業者に断られた」といったようなお悩みでお困りのお客様も多くいらしゃいます。
諦める前に、杉原産業までご相談下さい。

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