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特殊ネジの加工・製作~オリジナルの素材・長さ・太さで作成可能~

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ネジ イメージ

世の中のありとあらゆる部品に、大小様々なネジが使用されています。

ネジの長さや太さ、頭の形や素材など、その種類は本当に様々です。

 

杉原産業では、どこにでもある一般ネジだけではなく、探すのも作るのも一苦労な特殊ネジの特注製作、加工も承っております。

今回は、杉原産業が製作・加工した特殊ネジを、いくつか例に挙げてご紹介したいと思います。

 

事例1.素材が指定された腕時計用の特殊ネジを加工

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この時に依頼されたのは、腕時計の留め金具として使われているネジの加工です。

腕時計用のネジ(留め金具)の製作自体は、そう難しいことではなく、ネジの製作を請け負っている会社さんも多数あります。

 

しかし、この事例では、お客様から「ステンレスでネジを製作してほしい」とご要望がありました。

腕時計用の留め金具として使われるネジは、成型加工がしやすい真鍮で製作されることが多いですが、お客様がご要望されたステンレスは、高耐久ですが、その分加工もしづらく、「ステンレスで素材では特殊ネジの製作はできない」という会社もあるそうです。

 

杉原産業には長年培ってきた、金属加工の確かなノウハウがありますので、「ステンレス製の特殊ネジを!」というお客様の特別なオーダーにもお応えすることができ、出来あがった特殊ネジを受け取られたお客様にも、大変喜んでいただくことができました。

 

このように、「○○の素材で!」というご要望にできるだけお応えし、お客様1人1人の幅広い特殊ネジ加工のニーズに応えていくのが、杉原産業のモットーです。

 

腕時計用の特殊ネジを加工した事例について詳しくは、下記記事をご参照ください。

→ 腕時計のパーツ(ネジ)をステンレスで4個製作

 

事例2.ネジの加工も含め、カメラスタンドを改良

カメラスタンド ネジ

こちらは、個人のお客様からいただいた、カメラスタンドの改良のご依頼です。

 

お気に入りのカメラスタンドのネジ’(カメラ固定用)が、お気に入りのカメラのネジ穴にピッタリはまるとは限らないそうで、この時のご依頼でも、「カメラスタンドのネジを換えてほしい」とご希望されていました。

 

本来のものとは違う種類のネジの取り付けに関しては、純正の部品を製作されている会社では行えないと断られてしまい、他の金属加工会社さんに相談しても、やはりダメだったとお困りでした。

 

杉原産業では、依頼の受注後、カメラスタンドのネジをお客様に指定をしていただいたUSネジに交換することにし、USネジ用の穴開け加工・USネジ切り加工等を行いました。

自分が使いやすい、オリジナルのカメラスタンドになったと、とても喜んでいただけた事例です。

 

小ロット、というよりたった1つのネジ加工のご依頼ですが、杉原産業では大ロットでも小ロットでも、お客様の「こうしたい!」という気持ちを大事に、区別することなくご依頼を受けさせていただいております。

 

カメラスタンドのネジ交換・加工の事例について詳しくは、下記記事もご参照ください。

→ 新しいカメラネジを切ってカメラスタンドを改良

 

事例3.図面が無いカーアクセサリー用の特殊ネジを加工

特殊ネジ

これは、いわゆる”典型的な特殊ネジ”の加工・製作事例です。

あるカーアクセサリー専用の特殊ネジは、一般では流通していないもので、更にネジ山の高さなど細かい寸法、および設計図面も無いという状況でした。

 

情報としてあったのは、特殊ネジの大体の形、特殊ネジの使用用途くらいでした。

通常、ここまで情報が少ないと、特殊ネジのサンプルすら作れないとお断りする会社さんも少なくないのですが、杉原産業では長年のネジ加工のノウハウを生かし、とりあえずサンプルとして特殊ネジを加工してみることにしました。

 

加工した特殊ネジのサンプルを見ていただいたところ、「すごいですね、これでバッチリです!」とお声をいただき、その後、特殊ネジの量産体制に入ったという流れです。

 

この事例のように「図面がない」「ネジ山の高さまでは、ちょっと分からない」という場合でも、ヒアリング等で補える部分もあるかと思いますので、加工したい特殊ネジがあれば、まずはお気軽にご相談いただきたいです。

 

図面の無い特殊ネジ加工について、下記記事に詳細がありますので、合わせてご覧ください。

→ カーアクセサリー用の特殊ネジ製作

 

事例4.ねじ加工用の治具を活用してだんじり用のヒートンを製作

ヒートン 金具

ねじ加工用(ねじ山をつける用)の治具を活用して、とても頑丈なヒートン金具を製作したこともあります。

 

お客様がご要望だっただんじり用のヒートン金具は、規格外サイズの特注品だったので、ねじ山をつけるための治具(ダイスとも呼ぶ)から、オリジナルで製作しました。

 

まず、超硬合金でねじ切り用のダイスを製作し、それからステンレス棒にダイスでねじ山をつけて、そして輪っかになるように溶接して、写真のヒートン金具が完成しました。

 

このケースのように、オリジナルの金具にねじ山加工を行うときは、それに必要な治具もオリジナルで作り、対応させていただくことがあります。

 

ねじ加工用の治具を活用することで、特殊な金具を製作することが可能です。

→ ねじ切り用のダイスから製作した だんじりで使うヒートン金具

 

上記で紹介した以外にも、杉原産業では、これまであらゆる種類の特殊ネジの加工・製作にチャレンジしてきました。

 

ほぼオリジナルのネジや、図面のないネジの加工であっても、お客様のご要望に限りなく近い仕上がりになり、ご満足いただけているのは、やはりネジ以外の製作でも培われた金属加工のノウハウと、お客様がその特殊ネジを”どんな風に使うつもりでいらっしゃるのか”ということを、しっかり把握する、ヒアリングがあるからだと思います。

 

  • ・ほしいネジを作っていた会社がなくなってしまっていて、どうすればいいのか分からない
  • ・完全にオリジナルの部品につくネジなので、売っているところがない
  • ・今あるネジの素材だけ変えて作りたい

など、特殊ネジの加工・製作に関するお客様の様々なご要望に、できるだけお応えしたいと思います。

 

予算感やロット数など、気になることがあれば何でもご相談ください。

特殊ネジの加工・製作なら杉原産業にお任せください!