美錠(びじょう)とは、腕時計やベルト、革靴などに使われているバックルの別名です。
“美錠=バックル”と認識されることが多いようですが、バックルの中でもとりわけ小さな物を、バックルとは区別して美錠と呼ぶこともあるようです。
美錠は、腕時計やベルトなどのほんの一部品でしかありませんが、しっかりと留め具としての役割が果たせるようにそれなりの耐久性が必要ですし、外に触れる機会の多い部品なので、錆びにくさや傷つきにくさも重要です。
また、美錠のデザインにオリジナリティを出すことで、腕時計などのアイテム全体に個性的な印象を与えることができます。
つまり、美錠は小さくとも、クオリティをおろそかにはできない大事なパーツなのです。
杉原産業では、これまでオリジナルバックルおよびオリジナル美錠の製作を数多く手がけてきました。
この記事では、最近弊社が受注して製作したオリジナル美錠をご覧ください!
写真に写っているのは、比較的スタンダードな形状・デザインの美錠です。
この時お客様から依頼されたのは、腕時計用オリジナル美錠の製作でしたが、同じくらいのサイズ感だとメンズの革靴、ペットの首輪などに使用できます。
1つ前の美錠とよく似ていますが、微妙に形状・デザインの異なるオリジナル美錠です。
先ほどの美錠のように左右対称ではなく、留める部分(美錠右側)を太めに作ってあります。
また、写真では分かりづらいかも知れませんが、美錠全体がわずかに反りかえったような形状になっているのもポイントです。
細かい調整は技術が要り、どうすればもっと良くなるか頭をひねる作業になりますが、オリジナル製作ならではのこだわりを、できるだけ実現できるように努めています。
先ほど写真で取り上げた美錠より、少し大きめの美錠です。
見ればお分かりかと思いますが、こちらの美錠には細かいオリジナルデザインを彫りこんであります。
「美錠に個性を出すことなんて出来るのかな?」と思われている方がいらっしゃるかも知れませんが、ちょっとした模様を彫り込んだり、ストーンを埋め込んだりするだけで、美錠の印象は大きく変わります。
例えば、上の写真の美錠のようにリーフ(植物)を連想させる模様を彫り込み、さらにツヤを無くす加工を行うと、とてもアンティークな仕上がりになります。
ヴィンテージ調の時計や、バングルなどにピッタリではないでしょうか?
以上、杉原産業が製作したオリジナル美錠のご紹介でした。
例えば、作家さんが1点1点心をこめて作るオリジナル時計は、昔から人気があるようです。
そのように自分のこだわりが詰まったオリジナルの時計を作るなら、既製品よりもオーダー製作の美錠の方がイメージにピッタリ合いやすいと考えられます。
もちろん腕時計以外にも、オリジナル美錠が使える機会はたくさんあるかと思います。
上記で挙げたようなことをご相談していただければ、オリジナルアイテムにピッタリの美錠をお作りすることができます。
どうぞお気軽に、ご相談ください!
オリジナル美錠の製作なら杉原産業にお任せください!