杉原産業では、これまで数多くのオリジナルアクセサリーの製作依頼を引き受けております。
先日は、真鍮製のオリジナルかんざし、およびポニーフック(の差し込み部分)の製作依頼をいただきましたので、この記事で紹介していきます。
写真が、今回製作した真鍮製のオリジナルかんざしです。
オリジナルかんざしの形状、および寸法については、お客様よりイラストを使って細かく指定がありました。
オリジナルかんざしの長さが12.5cmは、先端に向かってじょじょに細くなる形をしています。(細いところで2.5mm、太いところで5mmの幅があります。)
通常よく見かけるかんざしのように、先端がとがり過ぎておらず、太いところの断面は、オーバルっぽく丸みを持たせているのが、今回製作したオリジナルかんざしの特徴です。
オリジナルかんざしは、結った髪の根元にグッと差し込むものなので、曲がらないようにある程度の強度が求められました。
かんざしというと、”シンプルな棒”をイメージされる方が多いかもしれませんが、決してそうではなく、デザインや形状によってはかなり繊細な加工を行います。
今回のオリジナルかんざしも、かんざしの部分によって、形状に微妙な変化(丸みなど)をつけるのが難しかったですが、何とかご要望どおりの形に仕上がりました。
先述したオリジナルかんざしの他、かんざしと似たような感じで使う、オリジナルポニーフックも2種類製作しています。
写真は、四角く角を作ったオリジナルポニーフックです。
さらに、角を作らず丸みを持たせたオリジナルポニーフックです。
オリジナルポニーフックは2種類とも、先述したオリジナルかんざしと同様に、形状および寸法に関するご要望を細かくお伺いしました。
「これらがどうヘアアクセになるの?」と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、今回お作りしたのはポニーフックの差し込み部分となります。
短い方の棒の正面に、オリジナルのモチーフを取りつけます。”縦向きにつけるかんざし”と認識していただいても大丈夫です。
オリジナルポニーフックも、髪を結ったところにグッと差し込んで取り付けるアクセサリーなので、弱い素材を使うと、すぐに曲がって使い物にならなくなってしまいます。
長く愛用していただけるアクセサリーを製作するなら、真鍮などの硬い素材を選ぶことをオススメします。
今回のお客様もそうだったのですが、「理想のデザインはあるけれども、金属に関してはほとんど知識はない!」という場合でも、ご相談は大歓迎です。
製作するアイテムの用途に合わせて、最適な素材や形状のご提案をさせていただきます。
「商品化したいオリジナルかんざしがある!」という方はぜひ、金属加工に長けた杉原産業までお問い合わせください。
オリジナルかんざしなど金属アクセサリーの製作なら杉原産業まで!