ちょっとしたギミックが施されたチャームは、持っているだけで楽しくなってしまうもの。
オモチャなら何でも興味があるお子さんだけでなく、大人でも凝った仕掛けを見ると「おっ!」と思いますよね。
特にチャームは、そうした遊び心をきかせやすいパーツですし、仕掛けがユニークであるほど、人の心を引きつけ、もしかすると大ヒット商品になる可能性を秘めています。
今回当社「杉原産業」が実績としてご紹介するのも、見て楽しい、遊んで楽しいオリジナルおみくじチャームです。
「普通のチャーム製作ではつまらない!」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
おみくじ型金属チャームの中には、大吉・中吉・末吉・吉・凶の5種類のくじが入っています。
例えばおみくじ付きのお菓子などは、1つのお菓子に1つの運試しの結果が書かれていて、1回開封したらそれで終わりですが、このおみくじチャームは、当然ながら何回でも引けます。
いい結果が出るまで振り続けたのでは、おみくじの意味はないので、例えば「1日1回まで振ってよし!」など、自分で決まりを作ったとしたら、”毎日の願掛け”としてかなり本格的に使うことができます。
もちろん神社にあるようなパワーが宿るアイテムではないですが、気が向いた時に振ってみて、いい結果のくじが出た日に「ラッキーなことが起きたりして!」と少しだけワクワクしてしまう、そんな気持ちを持って頂けたら嬉しいなと思っているのです。
5種類のくじがチャームの中で詰まったり、穴から出にくくないように、おみくじチャームの仕掛けをうまく作ることにこだわっているのはもちろん、いわゆる“デフォルメ化”ではないリアルなおみくじを表現するために、造形にもこだわりました。
ちょっとしたオモチャであるとは言え、安っぽい仕上がりになってしまうのは、お客様としても、そして当社としても本位ではないところなのです。
おみくじチャームは、正六角柱をベースにして、側面は段落ちになるように形づくっています。
段落ち加工は、よりリアルなおみくじのディティールを出すための工夫であると同時に、好きなステッカーを貼り付けることで、販売会社あるいは購入者のオリジナリティを出す工夫でもあります。
ちなみに、おみくじチャームの素材は合金で、ゴールドメッキとニッケルメッキをかけて仕上げています。
1つ前の写真で、スケールと比較して分かりますが、おみくじチャームは意外と小さめ。横は最大14mmで縦は30mmと、筆箱などにちょこっと付けられるようなコンパクト感です。
ただ、チャームは小さければ小さいほど、製作・加工に高い技術を必要とします。
おみくじチャーム内に入った5本のくじについては、「大吉」「凶」など、それぞれのくじの結果の彫りこみを行えるスペース(幅)がほんのわずかしかなく、文字がつぶれないようキレイに彫ることは、意外と大変でした。
これまでの様々なアクセサリーチャームの製作経験を活かせたおかげで、上々な出来栄えのオリジナルおみくじチャームが完成しています。
以上、当社が製作したオリジナルおみくじチャームを紹介しました。
おみくじ”型”のチャームは既製品でもよく見かけますが、ここまできちんとおみくじ本来の役目にこだわって作られた物はなかなか無いと思います。
今回のおみくじチャームのように、少し個性的な仕掛けがあるアクセサリーチャーム製作のご依頼も大歓迎です。
どうしても実現不可能なものはもちろんありますが、長年応援をいただいている製作・加工業者の誇りをかけ、ちょっと難しい物でもチャレンジしています!
おみくじチャームをはじめとするオリジナルアクセサリーチャームを製作するなら、杉原産業にご相談ください。