当社『杉原産業』は、これまで多種多様なミール皿を製作してきました。
お客様のご要望をくみ取りながら、理想のオリジナルミール皿にできるだけ近付けて仕上げることに努めており、嬉しいことに、完成後はいつも高い評価をいただけております。
今回もまた、デザイン性が高いオリジナルミール皿を製作しましたので、以下で簡単にご紹介したいと思います。
ミール皿とは何に使う部品なのか、詳しくご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、念のため簡潔に説明をしておきましょう。
ミール皿はアクセサリーパーツの一種です。「皿」と付くその名の通り、チャーム等のベース、いわば“受け皿”的な役割を果たします。
お皿のように凹んでいる部分に、それに合う大きさのストーンやレジンを埋め込むことで、オリジナルアクセサリーが完成します。
住宅において、”目には見えない縁の下が丈夫であることが大切”なのと同じように、アクセサリーチャームの土台となるミール皿も、丈夫でなければいけません。
見た目だけ綺麗でも、いざ使いだしたら直ぐに土台から破損するようでは、使い物・売り物にならなくなりますから、デザイン性だけでなく、常に耐久性を重視してミール皿を作っています。
こちらが、今回お客様よりデザインの指示をいただいて製作した、オリジナルミール皿です。
上の写真のミール皿には、もう既にメッキ加工が施してあり、ミール皿の外周にならぶ小さい20個弱の穴に、ストーンも入れてみています。
今は空洞である、ミール皿の真ん中の大きな穴には、ぷっくりとレジンを詰めるか、ドーム型に、細かくカッティングされた鮮やかな色のストーンを入れると、より豪華さが増すでしょう。
このデザインのミール皿であれば、ゴシック・ファッションに合うアクセサリー、あるいはアンティーク感がありつつ豪奢なオリジナルアクセサリーを作ることにピッタリかと思います。
各パーツの中の”主役”にしても差し支えない、存在感の強い、オリジナルアクセサリー用ミール皿が完成し、お客様は大変喜んでくださいました。
⇒ 当社『杉原産業』の他のオリジナルミール皿製作事例を見る方はコチラ
※「銅製のミール皿を金型から製作」のコラムへリンクしています。
こちらは、オリジナルミール皿の裏側です。
デザイン用ではありませんが、細かく英数字を彫りこんであります。
こうした精密加工も、当社『杉原産業』がこれまで培ってきたノウハウの1つで、他のパーツ・小物製作事例でもたびたび活かされています。
ミール皿の裏側、つまり外からは見えにくい部分ですが、手を抜かず文字同士がつぶれないように、全体がキレイなバランスになるように、丁寧に文字入れを行いました。
⇒ 当社『杉原産業』の細かな文字入れ・彫り込み加工をまとめた記事はコチラ
※「小さな金属パーツへの文字入れ加工」の記事へリンクしています。
以上、オリジナルミール皿の事例をご紹介しました。
今回はゴージャスなデザインのミール皿を製作しましたが、他のデザインのミール皿も、もちろん製作可能です。
「シンプルな感じがいい」、あるいは「ちょっと変わった感じのを考えている」など、今は未だ100%デザインが固まっていなくても構いません。
これまでのミール皿をふくむアクセサリーパーツの製作経験から、何か当社のほうで、お客様にとって役立つ案を提示させていただくことも可能です。
作ってみたいミール皿がありましたらぜひ、1度お気軽にご相談ください。
高品質オリジナルミール皿の製作なら杉原産業にお任せください。