営業の仕事や会議の場などで、スーツは欠かせない服装です。
仕事をしていく上での「顔」と言っても過言ではありません。
ヨレやほつれが無いか等、スーツの質ももちろん大事です。
しかし、ボタンを替えるだけでも印象が変わることをご存知でしょうか。
「長年着てきたスーツを大事にしたい。」「スーツを新調して心機一転頑張りたい。」と考えている人には、ボタンを替えてスーツをアレンジするという事もオススメです。
今回は、そんなスーツの見た目と印象を変える4種類のボタンを紹介します。
更に、スーツのボタンを替えるにはどういった方法があるのか、そしてスーツのボタンの数がもつ意味についてもまとめてみました。
ボタンには多くの種類があり、様々なシーン別で使い分けることができます。
今回は、ビジネスシーンに焦点を当てて、4種類のボタンを紹介致します。
水牛の角から作られる水牛ボタンは最もオーソドックスで、ビジネスだけでなく様々なシーンに合わせられます。
熱や水に弱い素材なので、水洗いやアイロンがけは控えましょう。
木から作られる木目調のボタンです。
重々しい雰囲気を出さず、カジュアルな印象を出すことができます。
1つ1つが完全に同じ木目にならないところも、さりげなくこなれた感じを演出出来てオシャレですね。
水牛ボタンと同じく、熱や水に弱いので、取り扱いには注意が必要です。
金属製のボタンです。
他の種類にはない、高級感や重厚感を演出できます。
金属製の腕時計やアクセサリーとの相性も良く、コーディネートに統一感が出せるでしょう。
既製品やメーカー品だと柄が彫刻されているものが多いです。
塩素系の洗剤(漂白剤など)に弱く、変色してしまう恐れがありますので、注意しましょう。
オーダーメイドの物であれば、画像のようなシンプルなスタイルのボタンを作ることもできます。
なんとなく若者っぽい雰囲気が出る彫刻入りのメタルボタンですが、それを避けてシンプルな重厚感を取り入れてみるのも良いかもしれません。
天然素材系ボタンの見た目の質感を再現した物から、カラフルでオシャレな物まであります。
種類の幅広さだけでなくお値段も安価な物が多いので、なるべくコストを抑えたい方にオススメです。
素材としての強さは天然素材に比べるとかなり高いです。
しかし、あくまでも他素材の質感を「再現している」物なので、違いが分かる人だと「これはプラスチック製だな」となってしまいます。
ここまで、ボタンの種類について紹介致しました。
では、実際に「ボタンを替えたい」と思った時に、どのような方法があるのでしょうか?
ボタンを変える方法としましては、以下の3つが挙げられます。
ここからは、この3つの方法について詳しく解説していきます。
スーツの量販店やアパレルショップでは、ジャケット用の替えボタンが販売されています。
在庫状況によってはメーカーから取り寄せしてもらえることもありますので、相談してみましょう。
予算に余裕があるならスーツをフルオーダーで作ることで、多くの種類の中からボタンを選ぶことも可能です。
選べるものの多くはメーカー品なので、完全なオリジナリティを出すことは難しいかもしれません。
ただ、スーツに合わせたボタンを提案してもらえるので、そういった部分では魅力的ですね。
色々探しても自分の好みに合うボタンがなかったという場合には、ボタンをオーダーメイドするという方法もあります。
天然素材のボタン(水牛・ウッド・メタル等)は職人が1つ1つ丁寧に作り上げている為、専門店などへ問い合わせると、細かな要望を聞いて頂けるでしょう。
ここまで4種類のボタンとボタンを変える方法を紹介致しました。
この他にもビジネスシーンには、適したボタンの数などもある為、注意する必要があります。
最後に、ボタンの数が持つ意味について、まとめてみました。
ビジネススーツは一般的に2つボタンと3つボタンの2種類に分けられます。
「スーツの正面にいくつボタンがついているか」という事なのですが、例えばこれが1つや4つ以上ついているとなった場合、タキシードなど結婚式やパーティーで着るものに分類されるものになります。
1つボタンや4つボタンは、ビジネスシーンにはそぐわないので注意しましょう。
2つボタンはビジネスシーンにおいて最も一般的なスタイルです。
多くの人がこのスタイルを選ぶので、ある意味無難なスタイルとも言えます。
3つボタンは、現在若い年代の人に好まれるスタイルです。
ファッショナブルな印象を与えるため、重要な会議の場などではかえって浮いてしまうかもしれません。
以上が、ボタンの数が与える印象の違いです。
どういったシチュエーションで使うものなのかをしっかり把握して、スーツをアレンジしましょう!
いかがでしたでしょうか。
ボタンの種類や数で与えられる印象はガラッと変わります。
特に訪問営業などの場合、第一印象がとても重要なので、この機に一度ボタンを替えてみてはいかがでしょうか?
メタルボタンで彫刻入りのものではなくシンプルなデザインのものをお探しなら、弊社でも製作実績がありますので、お気軽にお問い合わせください。
少ロット(少ない個数)からの発注にも対応しております。
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