アクセサリー関係の事業者様から、試作品として透かし玉をシルバー925で作りたいというご依頼をいただき、数個ほど製作した事例を紹介します。
透かし玉は、イヤリングやネックレスなどアクセサリーに使われています。中が空洞になっていて、様々な模様が表現されています。
今回は、シルバー925を使って10mm程度の大きさの透かし玉を数個ほど試作で製作しました。
シルバー925は、シルバーと呼ばれているアクセサリーに使用される素材のことです。925は銀がどれくらい含まれているかを表しており、92.5%のシルバーが使われていることを示しています。
残りは他の金属を混ぜることで、柔らかいシルバーの強度を高めています。
透かしの技術は難しいです。企業によってはこの工程がネックになることもあります。
詳しい製作方法は企業秘密のため、ご紹介することは難しいですが、サンプルがありましたので、サンプルのデザインを参考にしながら加工をしました。
仕上がりについては、炭でいぶすことで、コントラストを作り模様がより引き立つようにしました。
こちらの試作品の製作には、1ヵ月程度の期間を費やしました。
お客様に試作品を見ていただき、気に入っていただけましたので、本番で量産体制に入ることになりました。
試作品では透かし玉の上にあるリングが斜めになっていますが、本番では模様と合わせて縦になるようにして、デザインも変えて製作を行います。
杉原産業ではアクセサリー関連の部品を製作することが可能です。
まずは試作をして、その後、大量に生産したいというお客様は、お気軽に杉原産業にご相談ください